花展に一緒の写真教室の方が見えまして、私の作品を撮って頂ける、と。

おお! では 正面はこっちで・・・
なんて軽く説明したら、こちらが想像していなかったアングルとレベルで撮り始めました。

当然ですがベテランは手つきが違います。数枚パシャパシャと。

そして、

「花は難しい! ゴメンね 撮れないわ」

終了。


「写真を撮るのが仕事」な人は紛れもなく「プロフェッショナル」でしょう。

が、写真表現にも言える「作品づくり」は自分自身のイメージ・意志ありき。
完成イメージを描けないまま制作しても納得のいくものは作れない と判断してか、あっさり撮影を断念する決断力。アレンジメントフラワーという「作品」に対する敬意であるとも感じました。

仕事であれば、その様な状況でも撮らなければなりません。生きている花ならば尚更。

ベテランが「撮れない」というのもまたひとつの表現。
その時そこに、撮影者という表現者、花という作品、花を活けた人、3者の「関係」が存在していました。


プロフェッショナルの極みはアマチュアのハート。

「撮らない」という「目に見えない写真表現」は、自分にとっては度肝を抜かれる「プロフェッショナルな作品」でした。


創作活動の目的のひとつが人に感動を与える事だとしたら、その根源は常日頃の行動の中にあるのかも知れませんね。「人間を磨くこと」こそが良い作品・良い表現を産み出す、という事。かも。たぶん。きっと。

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