ビュフェという現代画家の言葉ですが、
「素直な愛情をもって、絵と対話してほしい。絵画は
ただ感じとるものである。一つの絵画を判断するには
と。
最近、この言葉の意味を噛みしめた事があったので、「そうだなー」って響きまして。
何かと対峙するとき、いろんな経験や知識があればある程、それ自体が邪魔をして
本質的な部分が感じ取れません。
素直な愛情は誰にでもあって、その部分においては善いものは善い、悪いものは悪い、
と誰しも同じように感じられるものですが、多くの大人は身につけた知識や言葉、
経験をもって「判断」し、それによって善し悪しを「決めて」しまいます。
この絵はここの部分の書き方がカッコイイからイイのだ、とかここのデッサンが
へたくそだからダメだ、とか。
カッコワルイ言い方をすれば、「気に合う、気に合わないを【考えて】決めている」、と。
(ほんとカッコワルイですね)
哲学的な言葉で言えば「ものごとの本質を見極めるためには」なんて言い方に
なるのでしょうが、「素直な愛情をもって」っていう優しい言葉で同じ事を言い表す
あたりが、さすが芸術家だな っても思います。
現代人は情緒や感受性が「失われている」と言われたりしますが、たぶん正しくは、
多くの大人は知識を身につけすぎていて、情緒や感受性が「覆われて」しまっている、
という事でしょう。「こどものこころ」は誰にでもあるものだ、と。
「素直な愛情をもって」対峙する事で「感じる」っていう言葉は、そういう事を
「表現」しているのだと思いました。ビュフェってすごいですね。
しかもこのビュフェさんの美術館、「クレマチスの丘」っていう施設の中に
あるそうです。クレマチスと言ったら、渡しが初めて活けた花。
花と「はじめまして」と向き合った時、自分らしい花はどれかな?って
思って選んだ花です。
あ、なんかつながってるね~ みたいな。
こじつけですか?
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