結構前になりますが、RAD(Rapid Application Development)をパブリッシングやWebデザインといった領域に適用できないか、という事で勝手にRD(Rapid Design)の方法論を作り上げようと思ってました。

何よりもSEではなくデザイナー的なスキルが必要になったので、「論理的に解を目指す」というSEとしての原始的な方法論や考え方を放り投げて蓋をして、「良いと感じる事が良い」的な振る舞いを心がけてきた結果、やっぱり渡しはSEなので「ひとつの解」が見えました。ここにきてようやくですが。ほんと。

ハイ、その「解」ですが

「適当に作る」

という事。

「適当」 とは、「ちょうど良く」ではないです。
「テキトーに」の適当、「手を抜く」事に近いかも知れません。

何がRapid Designの方法論だ って? やけくそになったのか って?

違います。

「SE的な業務には答えがある」訳で、そこを目指す最短距離を詰め将棋の様に組み立てて実践する事が出来ます。
が、「デザイン的な業務は答えがない」訳です。

あえて「業務」という言い方をしますが、「よいデザイン」には答えがないです。
セオリーや基礎を踏襲する事で「とりあえず」のレベルのものを作る事はできますが、それを目指している訳ではありません。

奇をてらえばいいのか 他と違えばいいのか 個性的だといいのか

違います。答えが無いのです。
「それ」は生涯を通じて近づく事ができるだけのものでないでしょうか。少なくとも自分にとって、は。
そんな大層なもの、「仕事」として完了させる事など出来ません。


「システムは生き物」 という言葉があります。

日々変化する「業務」に合わせて、システムにも手を入れていかなければなりません。

そこの概念が「デザイン」も似てると思いました。


① まず、適当に作る。

② 次に、手を入れる。

③ また、手を入れる。


②と③は永久に続きます。即ち、システムで言えば「運用」段階とも言えます。

デザインってそもそも(システムで言うところの)「設計」さえ出来ればほとんど終わり。

なので、

「モックアップの完了をいつにするか」

ハイ、そうですね。①にすれば良いのです。

とにかく①を「早く」終える事が、「素早くWebを作る」「素早く印刷物を作る」方法、即ち「Rapid Designの方法論」です。

完成させる事ができないし、仕事なので手を抜けないので、「適当に作る」事。


プロでない人から、
「Webデザインって結局センスなんだってね」
と良く聞きます。つまりその通りで大正解、という事で。

適当に作った結果がどれだけのものになるか。それだけ。
磨くとこ、そこだけ。


適当に作った結果、素晴らしければそれこそプロフェッショナル。
システムエンジニアリングとは全く違うシロモノな訳ですね。

気付くまでこれだけの時間を要した渡しは、たぶんセンスが悪いのでしょう。アハハ・・・

でも、いいのです。

ある方から学んだ事ですが、一番大切な事は「自分の感性を信じる」事。


だからこそ、しっかり磨く事で日々精進。

相変わらず写真撮ったり花活けたりしといて下さい。頑張ってね。ハイ。

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