ある会社で無線LAN環境を構築していました。

そこへ訪問した際、「無線LAN使えますか?」「あ 使えますよ」と、おもむろにノートPCを立ち上げて無線LANのスイッチを入れたらホットスポット状態で接続されてしまいました。

「無線LANのセキュリティ、全く施されてないので、ヤバいですよ」
「え!?本当ですか?●●社に全部やってもらったんですが・・・」

●●社は、県内で有名なIT企業です。
まさか●●社がそんな事あるまい、と思いましたが。

その時は、とりあえず
「セキュリティは簡単に設定できますので、●●社にお話してやってもらった方いいですよ」
「そうですね!わかりました」

それからしばらくしたら
「千代谷さん、うちの無線LANセキュリティの設定をお願いしたいのですが」
と依頼されまして。

ん?何でだろう? と思ったのですが、承諾してセキュリティ設定に伺うことにしました。


しばらくして、セキュリティ設定に伺ったら、数名のスタッフが待っていまして、「これからプロジェクトを開始します」みたいな雰囲気で。

「?」と思い、状況を伺ったら、

「●●社に無線LANのセキュリティが施されていない事を話したのですが、現在の無線LAN機器が古くセキュリティを設定できないとの事なので、機器を買い換えて欲しいと言われました。機器を買い換える際の見積もりも取りましたので、千代谷さんの方でもお調べ頂いて見積もってもらえませんか?」 と言われまして。

「機器が古くて無線LANセキュリティが設定できない」 ってあり得ない話です。
いくら古くてもWEPくらいは設定できます。

そう思い、
「わかりました。すぐ調べますが、たぶんすぐ設定終わっちゃいますのでちょっと待ってて下さい」
という事で調べて、セキュリティ設定を施して、ついでにルータのパスワード設定も施しまして、「終了しました」 と。

お客さんはびっくりされてましたが、こんな現実な訳です。


●●社は「機器が古い」と嘘をついて新しい機械を買わせようとしていたのでしょうか?
あるいは、勉強不足でセキュリティ設定の方法を知らなかったのでしょうか?

どちらにせよ「●●社は酷い仕事をされた」事は間違い無い訳です。
前者だったら酷いどころか詐欺です。


しかし、これが地方のIT業界の現実 です。
これで成り立って、ご飯を食べている「ITプロフェッショナル」の方がたくさんおられる、という現実ですね。

だから、自分が今こうしている って事の確認になりました。


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