絞り優先とかシャッター優先といったAEがあるように、レンズやカメラ選び、撮影技術においても「○○優先」といった概念(?)があります。
例えば「様々な画角優先」。
広角・望遠が入り乱れる様な撮影、被写体の動線を読めないようなシーンであれば高倍率ズームレンズを選択するのがベターとなります。
こういう系の撮影シーンでは解像力なんかは2の次 なので、高級単焦点レンズなどは役に立ちません。
「解像優先」であれば単焦点レンズや高級ズームレンズなどの出番です。
また、ISO感度を低く設定したり被写界深度や構図のコントロールのために三脚も必要となります。
安価なズームを利用する場合は、そのレンズの特性として望遠側の解像力が高いのか、広角側の解像力が高いのかといった事やMTFを読んでどの程度の絞りが解像力が最大となるのかといった事を憶えておく必要があります。
ちなみにネットや雑誌では何でもかんでも「解像優先」で評価されているようで、掲載情報がアテになりません。
室内での手持ち撮影など「手ブレしない事優先」の場合、明るいレンズや高感度に適したカメラ、ストロボが必要となります。明るいレンズを絞り開放付近で使う事でシャッター速度を稼ぐ訳なので、「このレンズはF5.6が最高解像度となる」って事は2の次として考えるべき事項です。
経験上、室内撮影ではストロボが重要アイテムとなります。「とにかく写ればいい」程度の室内スナップであればコンパクトデジカメでオートで撮っておけばいいでしょうが、仮にも一眼レフを使うのであれば「それなり」の画を作るべきだろうと思います。レンズを向けてサッとピントを合わせてバウンス光でカシャッ とやる手際は技術知識より「慣れ」が必要です。
「風景はフルサイズ」と言う人もいますが、パンフォーカスを得るため「被写界深度優先」であれば被写界深度の深いAPS-C機の方がベターな選択となります。被写界深度より「解像優先」であればフルサイズ機と高級レンズを選択された方が良いでしょう。
尚、フルサイズ機が解像力的に有利なのは「撮像面の広さによる回折現象の発生しにくさ」です。絞っても小絞りボケが発生しにくいから良いのであって、センサーが大きいから解像力が高いのとは違います。でもしかし、もともと被写界深度の深いAPS-Cセンサーはフルサイズセンサー機と同様の被写界深度を得るために絞りすぎる必要が無いため、実は解像優先であってもフルサイズ機が絶対的に有利である とは言い切れません。(実際に比較していないのでこれ以上わからないです)
ウエディングなど「暗所かつある程度の被写界深度」が要求される場合、同じ明るさで被写界深度が深いAPS-C機の方が有利 と言うか具体的には「F2.8の手ぶれ補正付き標準ズームが使える」APS-C機の方がが有利です。(現段階においてCanonのレンズラインナップではこれに該当するレンズ(EF-S17-55mmF2.8 IS USM)が無いです)
また、散歩がてらスナップを楽しみたい場合、1Dに高級ズーム では大げさ&怪しすぎますので、Kissなどの小さいボディにキットレンズといった小型軽量の組み合わせが良いと思いますし、要するに「何をどう撮りたいか」によって「優先事項」が変化し、必要な道具や必要な撮影技術が異なってきます。
よって、高級カメラや高級レンズが常に最高の選択となる訳でなく、撮影シーンによってエントリ機やキットレンズ、高倍率ズームの方が遥かに良い場合がある訳です。
先に書きましたが、現在の雑誌やネットでの機材評価はそんな基本的な事すら考えられておらず、せいぜい「解像度が高いものがよい」「高感度ノイズが少ないものがよい」「ボケるからよい」といった評価が関の山です。要するに広告媒体としてしか機能していないのですが、多くの人はそれらを鵜呑みにさせられている と思ったので、こんな事書いてみた次第です。
例えば「様々な画角優先」。
広角・望遠が入り乱れる様な撮影、被写体の動線を読めないようなシーンであれば高倍率ズームレンズを選択するのがベターとなります。
こういう系の撮影シーンでは解像力なんかは2の次 なので、高級単焦点レンズなどは役に立ちません。
「解像優先」であれば単焦点レンズや高級ズームレンズなどの出番です。
また、ISO感度を低く設定したり被写界深度や構図のコントロールのために三脚も必要となります。
安価なズームを利用する場合は、そのレンズの特性として望遠側の解像力が高いのか、広角側の解像力が高いのかといった事やMTFを読んでどの程度の絞りが解像力が最大となるのかといった事を憶えておく必要があります。
ちなみにネットや雑誌では何でもかんでも「解像優先」で評価されているようで、掲載情報がアテになりません。
室内での手持ち撮影など「手ブレしない事優先」の場合、明るいレンズや高感度に適したカメラ、ストロボが必要となります。明るいレンズを絞り開放付近で使う事でシャッター速度を稼ぐ訳なので、「このレンズはF5.6が最高解像度となる」って事は2の次として考えるべき事項です。
経験上、室内撮影ではストロボが重要アイテムとなります。「とにかく写ればいい」程度の室内スナップであればコンパクトデジカメでオートで撮っておけばいいでしょうが、仮にも一眼レフを使うのであれば「それなり」の画を作るべきだろうと思います。レンズを向けてサッとピントを合わせてバウンス光でカシャッ とやる手際は技術知識より「慣れ」が必要です。
「風景はフルサイズ」と言う人もいますが、パンフォーカスを得るため「被写界深度優先」であれば被写界深度の深いAPS-C機の方がベターな選択となります。被写界深度より「解像優先」であればフルサイズ機と高級レンズを選択された方が良いでしょう。
尚、フルサイズ機が解像力的に有利なのは「撮像面の広さによる回折現象の発生しにくさ」です。絞っても小絞りボケが発生しにくいから良いのであって、センサーが大きいから解像力が高いのとは違います。でもしかし、もともと被写界深度の深いAPS-Cセンサーはフルサイズセンサー機と同様の被写界深度を得るために絞りすぎる必要が無いため、実は解像優先であってもフルサイズ機が絶対的に有利である とは言い切れません。(実際に比較していないのでこれ以上わからないです)
ウエディングなど「暗所かつある程度の被写界深度」が要求される場合、同じ明るさで被写界深度が深いAPS-C機の方が有利 と言うか具体的には「F2.8の手ぶれ補正付き標準ズームが使える」APS-C機の方がが有利です。(現段階においてCanonのレンズラインナップではこれに該当するレンズ(EF-S17-55mmF2.8 IS USM)が無いです)
また、散歩がてらスナップを楽しみたい場合、1Dに高級ズーム では大げさ&怪しすぎますので、Kissなどの小さいボディにキットレンズといった小型軽量の組み合わせが良いと思いますし、要するに「何をどう撮りたいか」によって「優先事項」が変化し、必要な道具や必要な撮影技術が異なってきます。
よって、高級カメラや高級レンズが常に最高の選択となる訳でなく、撮影シーンによってエントリ機やキットレンズ、高倍率ズームの方が遥かに良い場合がある訳です。
先に書きましたが、現在の雑誌やネットでの機材評価はそんな基本的な事すら考えられておらず、せいぜい「解像度が高いものがよい」「高感度ノイズが少ないものがよい」「ボケるからよい」といった評価が関の山です。要するに広告媒体としてしか機能していないのですが、多くの人はそれらを鵜呑みにさせられている と思ったので、こんな事書いてみた次第です。
posted @ 12:56 feedback (3)
kt 2009.12.19 13:17
どうしてかなぁ?ちよ3さんは不思議に日頃私が感じる愚かな出来事に関することをスパッと書かれてます。
視野率についても画素数やセンサーサイズについても何故か私がいつも感じていることを上手く表現されているのでまるでカメラのソムリエかと思ってしまいます。
実は買ったばかりで自分には向いていないと思っているマクロレンズが少しだけ楽しく思えてきたので感謝を伝えようと思い書込みさせていただきました。
上手い下手は別にして楽しむ事から入らないと続かないので初心者なりに精進しています。
ほんとに初めて買ったカメラが7Dで良かった
これに助けられてる気がします。
とにかく7Dを使っているとフルサイズ機の必要性も全く感じないし、そもそもフルサイズがいいと言える根拠も論理的に現行商品の中ではみあたらないです、むしろAPS-Cで良かったと思います。
マクロ撮影もAPS-Cのおかげで等倍より大きく写るように感じるのと、カタログ値よりもさらに接近して撮れます。
確か知人の方のためにこのblogを書かれていると仰いましたので、勝手にそこへぶら下がって勉強させて頂いてますが相手をしてくださりありがとうございます。
ネット特有の妄想で書込みしていると思われると悲しいので練習の覚書にと思いblogも書いてますので
暇を持て余すような日がございましたら覗いてみてください。
http://eos7d.blog122.fc2.com/
ちよ3 2009.12.21 15:24
blogご紹介いただきありがとうございます。お写真を拝見させていただきました。素晴らしい夜景ですね~ これだと撮りたくもなるし誰かに見せたくもなりますね。
それと、横長の夜景写真にびっくり!
「全紙にして額装する写真を撮るのだ」という「制限」の中で写真を撮っていた事に気付かされました。
切るべきところを大胆に切る写真作りは見事ですし、それこそ感性の成せる業だなー と勉強になります。
・・・勉強とか書いといて、どこかで真似していたらお見過ごしくださいネ。
kt 2009.12.21 19:51
まだ写真を撮りはじめて3ヶ月も経っていませんから何をしでかすのやらってことです。私は写真を額縁に入れるとはちっとも知りませんでした
それだとサイズの制約が発生するから益々写真は私にとって困難なものになってしまいます
つまり知らぬが仏ってやつでしょうかね。
バッサリ切り取るのは自分の頭にイメージした綺麗だなって感動した部分だけ残してあとはバッサリと捨てる。
夜景とか風景には思い入れがあるので見たくない、見せたくない部分は頭が勝手に切り捨ててます「私の場合はね」
だから、ビギナーの乱暴な行動に過ぎません。
ところがマクロを買ってからは困り果ててます
全体を写したいと思って買ったカメラとレンズなのに最近買ったマクロだと局部なので真逆な世界に気持が切替わりません。