たまたま某N社のD3○○S(伏字になってない)に触れる事が出来る機会があり、触ってみました。
EOSとは対照的でメカメカしい作り込み。7Dが滑らかな「塊(かたまり)」だとしたら、こちらは「ロボット」、小さい頃に触れた超合金ロボの様な雰囲気で、男子が喜びそうだなー と。

シャッターのフィーリングもメカっぽくてイイな と。「カシャン」としっかり切れる感じ。
連写速度も7Dより遅いはずですが、レリーズ時に作動するメカが多いせいかやたら速く連写している気になります。D700もそうだったな。

液晶画面には設定等が表示されていたのですが、この辺がNikonなのかな って感じた部分。
数字のフォントが上部液晶に表示されるフォントそっくり。何となくニヤってしちゃった部分です。
ファインダー内も7Dと比べて明らかに表示される情報が多く、これまた男子が喜びそうな。
液晶画面やファインダーは コクピット みたいなカッコよさがありました。

操作方法はやっぱりメーカーが変われば全く違うもの。「ボタンを押しながらダイヤル回す」操作はどうも馴染めず。「慣れ」でしょうね。

しかし 決定的にダメだ って思ったのが「画質」。
「シルキーで繊細な極めて細い線」を描く7Dに対し、「極太線で描かれたイラスト」の様な描写でした。
確かにノイズは少ないのですが、感度を上げれば上げるほどその傾向が強くなっていきました。
7Dに比べると50Dは「線が太いな」という印象があったのですが、そんな比ではないくらいの太さ。

30Dを薦めて頂いた方や身の回りの職業カメラマンの方が撮られたD200の繊細な画とは別物。
はっきり言って 「なんだこりゃ??」 でした。


以前から知ってた事ですが、画質劣化の無い線形ノイズリダクションを行えるCMOSセンサーはCANONしか作れないそうです。特許で固められすぎていて。
と言うことは、他社のセンサーのノイズリダクションは全て非線形式。出来上がった画に対してPhotoshopとかでノイズリダクションを行う事と変わらない、という事で。

D300Sから出てきた画は、まさしく「ノイズリダクションを繰り返して低下した解像感とディテールと色彩を、レタッチでリカバリした画」でした。その昔、コンパクトデジカメで撮った写真をWeb用にレタッチして作っていた頃の写真そのもの。あくまでも私の印象ですが。

更に調べたところ、Sony製の1200万画素APS-Cセンサーはセンサー内でこの非線形ノイズリダクションを数回行っている(Rawデータでさえ加工済みという事)との事。
で、Nikonのカメラのセンサーはこれが使われているようで。
そりゃ 線も太くなるはずです。高感度耐性を詠いたいマーケティングの為なのでしょうか。

言い方変えれば、「色乗りの良い撮って出し向きの画」で「画素数の割には解像感の高い画」が出るカメラだ とも言えるでしょう。
そういう画を好む方であれば、良くできたカメラメカと相まって「素晴らしい写真機」である事は間違いないと思います。


「写真好きが多いCanonに対し、カメラ好きが多いNikon」の意味が良くわかった気がしました。

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