最近教わった事で「なるほど!」って思ったことは、写真を撮るとは「背景を撮る事」なのだという事。
主被写体を撮るには、主被写体にピントを合わせてシャッターを切ればいいだけです。
問題はその次。要するに「構図」。
画面のどこにどんな風に主被写体を持ってくるか。
ある程度、撮影に慣れてくれば、主被写体にピントを合わせてシャッターを切ることは簡単にできるようになります。
そうなった時、意識すべきは構図であり、即ち「背景をどうするか」。
「主被写体を浮き立たせるために背景をぼかす」
のは、常套手段ではありますが、それだけだと「何もないキャンバスに対象物を描く」という「画の描き方」から抜け出すことができません。いわゆるレンズ沼にハマるタイプは、そういう人でしょう。
「背景を撮る」とはどういう事か。
もちろん、答えはありません。
主被写体をこう撮りたい という意志と、背景をこう撮りたい という意志、作品自体はこうしたい といった要素をどのように組み合わせて何をどのように表現したいのか、という事があるだけ。
「花は活ける場所のインテリアが大切」
お花の先生がテーマに掲げる事と似ているかも知れません。
「背景を撮る」事の本質は、世界と自分との関係に重きを置く、東洋的な思想に通ずるものがありそうです。
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