
霞がかかったような夕空。
光の状態はあまり良くないのですが「ベルビア」で撮ると、何となく色が乗っかってくれます。
「彩度とコントラストが高い」だけではない、フィルムメーカーならではの色あんばい。

花は彩度が強調されてよろしいですね。

写真は全てX100T。
切れ味鋭いモダンなレンズと違って、ふわっとした情緒豊かな表現。
フィルムシミュレーションの色再現の良さと相まって、実に「写真」らしい写真が撮れます。

このカメラレンズ含め、FUJIFILMレンズ群は明るいものが多く、広角から望遠までどれを選んでも背景がボケる写真が撮れて、そして人肌の色再現は最高レベル。
ポトレに使ってくださいよ 次はこのレンズもイイんじゃないすか? と、FUJIFILMは心底悪い奴です。
風景に 花に 人に
大き過ぎず重過ぎない、カメラ然としたスタイルで
時には光学ファインダーを覗いてみたり、MFでじっくり向き合ってみたり
カメラは写真を撮る道具であり、写真を作る為の手段であり、
良い道具とはそれが道具である事を感じさせず、目的を果たす事だけに専念でき、目的へ最短距離で辿り着けるものが最高
と思ってましたし、例えば5D3って実にそういう道具なのですが、FUJIFILMのカメラ達は全然違ってて。
写真を撮るという目的を果たす段階で、面倒な露出設定操作やピントの操作といった「手段」を心底愉しめるのです。
最初にX100Tを触った時、特にファインダーを覗いて操作した時「無駄」「面倒」と感じたのですが、少し慣れたらその「面倒」が実に愉しく。
手段が愉しく、出て来る写真 目的 の部分も実に説得力があり。
EOS・GR という実にストイックな道具の利用を経て、FUJIFILMのカメラに出会ったところ、写真への向き合い方がものすごく大きく変わってしまいました。
合理的で効率的で目的に集中できるから「良い」という事が全てでは無いですね。
過去は過去。積んできたもの それはそれ。
新たな気持ちでまた写真に望んで参りたい と思っています。
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