ほとんどの「手ぶれ」は以下の条件の時に発生します。
①手持ち撮影
②遅いシャッター速度
要するに三脚を使って撮れば、手ぶれはしません。
下の写真は、三脚を使って遅いシャッター速度(10分の1秒)で撮ったものです。
以上。
三脚を使って撮る事が、本質的な手ぶれの対策となります。
が、条件によって三脚を使えない事、多々あります。
仕事や作品撮りといった機会でなければ三脚は使わない事、使えない事がほとんどでしょう。
なので、最初の手ぶれ条件の②、「遅いシャッター速度」の逆、「速いシャッター速度」で撮る事で、手ぶれを防ぎます。
コンパクトデジカメでも、「シャッター半押し」の段階でシャッター速度が表示されます。
一眼だったらファインダーに表示されます。「15 F4.0」の様な表示。
その表示の場合、「15」がシャッター速度です。「15分の1秒」という事ですね。
この「15」がより大きい数値になるようにする事で、手ぶれを防ぐことができます。
どの位大きい数値(速いシャッター速度)にすると手ぶれをしないか、は個人差がありますが、以下の手順で求めてみましょう。
※レンズが複数ある場合は、レンズ毎に求める必要があります
①ズームが使用できる場合は、めいっぱいズーム側(望遠側)で室内・屋外など、明度に差がある場所でとりあえず何枚か撮影する
②写真をパソコンに取り込みDPP(Digital Photo Professional)などで「手ぶれしていない写真」のうち、「シャッター速度が最も遅いもの」を探す
18-55mmくらいの手ぶれ補正機能付き標準ズームレンズの場合、②がだいたい「20分の1秒~50分の1秒」程度になると思います。
手ぶれ補正機能無しの標準ズームレンズの場合、「50分の1秒~80分の1秒」程度ではないでしょうか。
その速度が、「手ぶれしないギリギリのシャッター速度」です。
シャッター半押しした時点で表示されるシャッター速度が、その速度より速く(数値が大きく)なる様に撮ることで手ぶれを防ぐことができます。
半押し時点で、「10」なんて表示された場合は、まず確実に手ぶれしますので、以下の方法でシャッター速度を高速にしてみます。
①絞り(F4.0とか)値を小さくする
→撮影モード「Av」の場合、シャッターボタン付近のダイヤルで絞り値を変更できます。絞り値が小さくなると、シャッター速度が速くなります。
(ただし、絞り値を小さくするとピントが合っている箇所以外のボケが大きくなります)
②ISO感度を上げる
→「ISOオート」の場合、ISO800までしか感度が上がりませんので、マニュアル操作で「ISO1600」とか、大きい値にすると、シャッター速度が速くなります。
(ただし、ISO感度を上げるとノイズが増えます)
③ストロボを使う
→一番簡単な方法です。内蔵ストロボを使うと不自然な影ができ、あまりいい写真にはなりませんが、手ぶれするよりはマシ の場合に使いましょう。
上記は正当な方法ですが、以下の多少邪道な(?)方法でも手ぶれを防ぐ事ができます。
④露出をマイナス補正して撮り、パソコンで明るく加工する
→撮影フォーマットは「RAW」で「暗く」撮ります。暗く撮るのでシャッター速度は速くなります。
⑤連写で数枚撮る
→「数打ちゃ当たる」作戦です。連写モードにして、5枚ほどパシャパシャと連続で撮り、手ぶれしていない、または手ぶれの少ない1枚を選別します。
尚、最初の女性の写真は⑤の数打ちゃ当たる作戦で撮ったものです。
フィルムカメラと違い、たくさん撮ってもお金がかかりませんので、失敗したくない時は連写で撮りまくってみましょう。
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