春がやってきました。

茶色と灰色だった冬の世界が次々と色づき、まさに写真の季節が到来! といったところです。

最近、専ら5Dmk2を使っていたのですが、ふと気付きました。


フルサイズ機である5Dmk2と、APS-C機である7Dの撮影時の「大きな」違い。

5Dmk2は、センサーサイズが大きいから「被写界深度が浅く、絞り込んで撮る」必要があります。
絞り込んだ分、取り込む光量が減り、より長いシャッター速度が必要となりますので、手持ちだとブレやすくなります。

それに比べ、7Dは被写界深度が深く、かなりのケースで開放で撮る事ができます。
この点、フルサイズ機に対するAPS-C機のメリットであり、5Dmk2よりは7Dを好んで使っていました。

が、

「絞る」という操作、基本的には ①取り込む光の量を減らす ②深い被写界深度を得る 為に利用しますが、もうひとつ、③絞るほど解像感が増す という効果があります。

この③について、APS-C機とフルサイズ機では大きな違いがあり、APS-C機はセンサーサイズの小ささから「小絞りぼけ」が目立ちやすく、ある程度以上絞り込むと「解像感が低下」しますが、その点フルサイズ機はめいっぱい絞っても小絞りぼけが目立ちません。「絞るほど解像感が増す」、レンズ本来の効果をフルに利用できます。

と、言いたいのはソコではありません。

5Dmk2で撮る時、開放は滅多に使わず、7Dで使う時よりも「かなり」絞って撮る場合がほとんどです。その方が解像感的によく写る事が多いし、浅い被写界深度ではピンを外す事が多いからです。

だから、「手ブレしない速いシャッター速度」で切れない場合が多いです。
カメラメカのおっとり感と相まって、手持ちでサクサク撮れません。


で、言いたいのはココから。


だから、1枚1枚を丁寧に撮ってます。
手ブレしないように、ピントが厳密に合うように、基本的に三脚を使ってじっくり撮っています。

デジタル、特に7Dはサクサク気持良く小気味よく撮れて、それは大変素晴らしい事なのですが、「1枚1枚を丁寧に撮る」事を放棄しがちになります。なってました。

5Dmk2はそういう風に扱うことができません。
7DクラスのAFや連写性能・レスポンスが伴わない事により、「1枚1枚丁寧に撮る」事が出来る と言うか 丁寧に撮らざるを得ない、と。

手持ちでサクサク、高レスポンスで極めて便利な7Dとは全く性格が異なる、「写真好きの玄人のオッサン」仕様な訳です。


「丁寧に撮る」には5Dmk2を使え と。

妙に納得。

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