
5D2から7D登場の頃にかけて、どこの誰に雇われたのか知りませんが、高感度ノイズの事をあげつらい、「反」販売促進の様な行為をされていた方々が多数存在していました。
競合他社からの依頼などにより、掲示板などでひたすらバッシングを行い、他社の商品イメージを低落させる「仕事」って実際にあるそうです。当事者は真剣だったのでしょうね。お疲れ様でした。
ところで、高ISO感度の画質が良いカメラは、特に暗所で動くものを止めたい場合に非常に有効です。言うまでもありませんが、その辺、7D・5D2とも非常に優秀。高ISO感度でも美しい階調・細密なディテールを描いてくれます。
私感ですが、デジタル一眼の画作りのトレンドは未だに「ノイズを出来る限り消す事」にあるようです。「高感度画質」ではなく「高感度ノイズの少なさ」だけを謳い文句に、NRによって甘くなった「しょうもない」サンプル写真が踊っている現状。それもこれもユーザーが望んだ結果なので、このトレンドはまだまだ続くのでしょう。
高ISO感度での画質の良さを追求するのは良い事ですが、①S/N比(電気的な明暗の信号 と ノイズ の割合)向上による高感度画質向上 を目指す事と、②NR(ノイズリダクション・ノイズ消し)技術向上による高感度画質向上 を目指す事は、全く異なる行為です。
前者は「デジタル写真における本質的な画質向上」に当たりますので、積極的に行うべき事ですが、後者はいわば「レタッチ的」「ごまかし的」な画質向上に他ならないため、「真を写す」事が最優先の「デジタル一眼レフ」市場においてそちらをアピールするのは如何なものか と思う訳です。

ちなみに、NR(ノイズリダクション)って↑こういう事と非常によく似ています。
「モザイクかけちゃえば顔は見えない」、要するに「写真をボカしちゃえばノイズが見えない」 って事です。
だいぶ前にも書きましたが、そうやってボカした写真の「輪郭」を検出して、「シャープネス」と呼ばれる画像加工処理により、「あたかも」クッキリハッキリ写った様にする行為を、多くのカメラはデジタル的に行っていて、それらを「画作り」などと、もっともらしく呼んでいますが要するに「画像加工」、即ちほとんどのカメラから出てきた写真は「加工された画像」と言えます。
その辺の「画作り」って、本来は「撮る人」が考えて行うべき事ですが、加工前の画像に自信が持てず、叩かれるのが怖いメーカーは、叩かれない程度に「加工」してから写真を出す という仕組みになっているのでしょう。
なので、「メーカーの意図」ではなく、「自分の意図」を写真に反映させる事が優先であれば、「撮像センサーが受け取った明暗の信号そのまま」のRawデータを元に、デジタル現像する事が必要となります。
尚、Rawデータとは「生」のデータ。EOSのRawデータは、実際そうであるらしいのですが、某社製造のセンサーは、明暗データがRawデータになる前段階において、数度に渡るNRが実施されており、実際は「Raw(生)」データではありません。
それが悪い とは言いません。が、ここまで書くのは「悪い」と思ってるのでしょうね自分。
えー 話がズレましたが、5D2/7Dとも高感度画質が良くて良かったねと いう事で・・・。
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