撮影:越湖秀樹 EOS Kiss X2 / Canon EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS
こういういわゆるテーブルフォトは、ぼけも構図も光もコントロールしやすいので、撮影者の意志を表現しやすいと言えます。なので、逆に「こう撮りたい」という意志がはっきりしていないと、わかりにくい写真になる とも言えます。
写真、ダウンライトの下、コーヒーの泡と光の写り込みにピントが合っていて、とても良く撮れていますが、対して右側のケーキがぼけています。
ピントが、「コーヒーを主題にしてケーキも撮る」ピントなのですが、構図としては「コーヒーとケーキ両方入れる」状態となっていますので、「コーヒーが主題」なのか「全体図が主題」なのかがわかりにくい と感じました。
コーヒーを主題にするのであればしコーヒーが中央寄りでケーキは画面からはみ出す程度の構図とし、全体図であれば、少し絞ったうえ、フォークは右位置にしてコーヒーのポーションが持ち手に重ならないようにするなど細かい仕事を加えると、よりわかりやすい写真になると思います。
また、こういう食器のように「白いもの」に光が当たるような画の場合、「高輝度側階調優先」をオンにする事で、白飛びせず豊かな階調が描かれますので、ぜひお試し下さい。
こちら、テーブルフォトとして好例ではありませんが、「カメラ教室の最中、これからこういうケーキを食べます」というブログ記事にするつもりで撮ったものです。
撮影:千代谷 RICOH GR Digital 3
光線状態や露出は参考になりませんが、主題がケーキである事と、「これから食べる」事を伝えるためのフォークを大きく、奥側にコーヒーカップとカメラと資料の一部が小さく見えるように「広角で」撮ってみました。
テーブルフォトはぼけを作りたいがために望遠側で撮りがちですが、広角で遠近感をデフォルメしたものは、撮る人が少ない分面白い作品ができるかも知れません。
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