フルプレススナップ とは、GRD3に搭載された機能でして、スナップ距離をあらかじめ登録しておくと、いかなる状況でも「シャッター一気押し」で登録している距離にピントを合わせてシャッターが切れる機能です。
昼、何気に一味唐辛子をマクロで撮ろうとしていた時、娘が へへっ と笑ったのでフルプレススナップ。マクロのピント合わせでうなっていた次の瞬間に別なピントで写真が撮れる訳です。極めて実用的。
その 登録している距離 も、十字キー上押し+ダイヤル で簡単に変更可能。
更には「フルプレススナップ時は設定している最大ISO感度まで上げる」という設定まであります。
GRD2もCX2もそう感じたのですが、RICOHのカメラ開発者はきっと写真大好きっ子で、自らが日常的に扱っていて、開発者自身の細かなアイデアやフィードバックがこれでもかと詰め込まれている気がします。これ以上ない ってくらいの気の利いた操作性は「愛」すら感じます。
一眼のエントリ機と中級・プロ機の違いは「画質」ではなく「写真を撮るプロセス」の違いですが、まさしくその「写真を撮るプロセス」が「コンパクト機」のレベルで無い訳です。
操作性が良い って事は、その道具を使う者のアイデアや考え・意志を表現しやすい って事。「こうやって撮ろう」っていう意志をカタチにしやすい って事。
「写真を撮るのはカメラではなく、撮影者だ」って事を写真家として深く知っているからこそそういった部分に力を注げるのでしょう。素晴らしき社風。
対して、他社のコンパクト機の開発者は、
「カメラは大好きですが、自分はコンパクトは使いません。仕事だから使ってるだけです。いつも一眼使ってますが何か。ホラ 綺麗に撮れるでしょ。それで撮っててよ。」
って 何かコンパクトユーザーを見下してますか? って気さえします。当然膨大な時間をかけてテストを繰り返しているのでしょうが、「リスクを回避するため」とか「クレームが来ないように」といった根性が見え隠れ。
「操作性の素晴らしさ」って、なかなか写真では表現できないし、それこそ使った人しかわからない部分なので書くのも難しいですね。
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